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2007年 11月 25日
大阪府立大学教授の中村治先生、五条坂のふじひら陶芸様、阿弥陀寺の普天様のご協力で11/23~11/25まで、「あの頃、中也のいた京都展」を、大正末期から昭和初期の建物である西陣の町家で「あの頃、中也のいた京都展」を開催しました。
ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。来年もまた企画致しますので、ご来場頂いた皆様も、頂いていない皆様も、是非よろしくお願い致します。 ![]() ↑会場となった京都の町家(撮影は別の日です) ![]() ↑初日の風景1(毎日少しずつバージョンアップしていました) ![]() ↑初日の風景2(毎日少しずつバージョンアップしていました) #
by kyotochuya
| 2007-11-25 10:13
| イベント情報
2007年 08月 06日
学生時代に日本語がリエゾンしている、と噂されるくらいフランスかぶれの仏文の先生がいた。
その先生が仏文学の授業でボードレールをやるというので、その授業を受けようとしたところ、最初に出席した時、「中原中也が好きです」 と自己紹介したら、先生に非常に攻撃を受けたことがある。 いわく、中原中也を好きになるなんて、若気の至り以外の何者でもない、と 。中原中也への思いなんて、生涯続くわけがない、と。 年長者には年長者の多くの経験や数々の苦しみがあるのだろうが、「若気の至り」で片づけられれば、議論の余地はない。その人の年になって「それ見たことか」と言ったところで、既に交流があるとは到底思えない。反論できない一方通行の悔しさ、憤り。 私はすぐさま椅子を蹴って教室を出た。生涯、中原中也への旅は続けて行こうという思いを胸に。 あれから何年経っただろうか。 中原中也への旅は未だ終わらない。 ![]() 山口市・高田公園の詩碑(小林秀雄の文字による、中原中也の『帰郷』の一部) #
by kyotochuya
| 2007-08-06 10:07
| 京都中也倶楽部情報
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